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離婚とモラハラ

公開日:2020/03/11

 

 

 

些細な出来事で私を無視してくる!
どんなに叱られないように注意していても
次々と欠点をあげつらって叱り付けてくる!
もう離婚したい・・・

 

モラハラってご存じですか?
モラハラは
モラル・ハラスメントの略です。

 

このコラムでは
モラル・ハラスメントについて
ご説明いたします。

モラハラって何?

 

最近巷でよく聞く
モラハラ
ですが,
モラハラ
モラル・ハラスメント
とは何でしょうか。

 

モラハラとは
言葉や態度による
精神的圧迫,経済的束縛などを行うことで
相手の人格を繰り返し執拗に傷つけ,
その恐怖や苦痛によって
相手を精神的経済的に支配し
思い通りに操る暴力のことです。

 

具体的には,
加害者は,
被害者の趣味や考え方のみならず
社会的政治的意見など
あなたの人格の重要な部分を
ことごとく否定してきて
傷つけるのです。

 

加害者が定めるルールは
決まりがありません。

 

加害者がルールを定める理由は
被害者を攻撃するためにすぎないからです。

 

そのため,
被害者がある言動を取ったら
加害者がその言動に対し激怒するので
被害者が次はその言動を取らないようにすると
また激怒されたりといったこともよくあります。

 

しかも
例えば,
食事の献立や味付け,出す食事の温度
子どものしつけ,
休日の過ごし方など
本当に日常的な些細なことで
激怒されたり無視されたりするのです!

 

そのようなことが
日常茶飯事なのです。

 

被害者は
何が地雷になるかわからず
びくびくと過ごさざるを得なくなります。

 

モラハラは,
身体的暴力とは異なり
言葉や態度による暴力なので
立証が困難という側面がありますが
被害者には
身体的暴力よりも
深い心の傷を残すものとされています。

モラハラ加害者の特徴

 

モラハラ加害者の特徴としては
自己愛性パーソナリティ障害を有している人
が多いようです。

 

具体的な特徴としては,
以下のとおりです。

 

自分は特別優れた存在だと思っている
他人からいつも賞賛されたいと思っている
共感能力がない
人の痛みに対しては鈍感だが,自分の痛みは大げさに考える
嫉妬心が強い
ひがみっぽい
異常にプライドが高い
他人を利用することをなんとも思っていない
勝ち負けにこだわる
自分だけが正しく他人は間違っていると思っている
外面がよい

 

モラハラの加害者は,
社会的に成功している人も多く
外面がよいため
家庭外の人からは
モラハラ被害の理解をなかなか得られません。

 

モラハラ加害者は
モラハラ被害者にモラハラを行い
モラハラ被害者を支配することで
自分の自尊心を充たしているのです。

 

そのため
モラハラ加害者が
モラハラ行為をやめることをしないのです。

 

モラハラ加害者が
モラハラを止めようと思うならば
本人が自分のその性質のことを自覚して
自分の考え方を改めなければなりません。

 

それは
モラハラ加害者が
自らの欠点と向き合い
等身大の自分を受け入れることなので
よほどの覚悟と努力が
必要となります。

 

そのため
モラハラ被害者が
モラハラ加害者を変えて
モラハラ行為を止めさせることは
できないと言われています。

モラハラ被害者の特徴

 

モラハラ被害に遭いやすい方の特徴としては
以下のことが言われています。

 

責任感が強い
争いを好まない
まじめ
明るくて聡明
我慢強い
努力家

 

争いを好まずまじめだから
モラハラ加害者に不合理な対応をされても
我慢してしまう
自分が対応を変えれば相手も変わるかもしれない
と思ってしまう。

 

しかし
モラハラは
我慢する必要はありません。

 

モラハラ加害者に
叱られたり無視されるのは
被害者が悪いわけでないのです。

 

加害者が悪いのです。

 

モラハラ加害者は
モラハラ被害者を利用して
自尊心を満足させているだけなのです。

 

だから
モラハラ被害者の方に伝えたいことは
もう我慢しないで!
一刻も早く逃げよう!
ということです。

離婚の方法

 

そのようなモラハラ被害で苦しんでいる皆さん
離婚したい!
離婚までは考えられないけど
離婚ってどうするんだろう・・・
と考えになられるかもしれません。

 

離婚の方法については
下記コラムで説明しています。

 

最後に

 

モラハラ被害で苦しんでいる皆さん
自分の責任ではないのに
自分の責任だと思い込んで苦しんでいる皆さん
苦痛の世界から早く逃げ出して
楽になりましょう。

 

あなたは悪くない!
そこをご理解頂きたいです。

 

離婚したい!
もうそこまで思い詰めている方もいらっしゃることでしょう。
そこまでは思い切れないけど
離婚ってどうすればいいんだろう・・
離婚したらどうなるんだろう・・・
そのようにお考えになる方
離婚のご相談は
岡山の安原法律事務所にご相談下さい。

 

女性弁護士が対応いたします。

 

 

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